「義務教育で英語を勉強してきたのに全然英語がしゃべれない!」
そう感じるのは当然です。なぜなら日本の義務教育でならう英語は「話すこと」に特化していないから。世界における外国語授業は「話すこと」や「聞くこと」を重視してカリキュラムが組まれており、効率的に言語を学んでいます。
今回は、なぜ日本人は英語をしゃべれないのかという点を踏まえ、脳科学の観点から効果的な英語学習法についてまとめたいと思います。
この記事は次のような方におすすめです。
- 今年こそ英語をペラペラになりたい!
- 脳科学的に効果的な英語学習方が知りたい!
- 脳の仕組みに適したオンライン英会話を知りたい!
はじめに結論を述べると、英語を学習するときは他の言語を一切介入させないということが重要です。言葉は脳のウエルニッケ感覚性言語野という部位で処理されています。ですが言語野の中でも英語と日本語が処理される部位は異なります。英語を勉強するときに日本語を使ってしまうと、鍛えたい部位を集中的に鍛えられなくなるため、英語を勉強するときは英語だけを使うことが効果的です。
Lingoda(リンゴダ)のオンライン英会話は日本語を全く使わずネイティブの先生が1時間みっちり英語だけで教えてくれます。また、グループレッスンのほうがお財布に優しいのと、生徒同士の会話練習ができるのでオススメです。
他にも日本語を使わない日本以外の国が運営するオンライン英会話スクールがありますが、Lingodaには休まず受講すれば全額キャッシュバックが受けられるスーパー・スプリントという期間限定コースが用意されているので断然お得です。3時間分の無料体験も受けられるので、まずはLingodaで英語脳を作の体験してみてください!
言語を理解する脳のしくみ
人が言葉を理解できるは、左脳のウエルニッケ感覚性言語野のおかげです。また、ウエルニッケ感覚性言語野は言語によって使われる部分が異なります。例えば日本語と英語では反応する脳の部位が2cmほど離れています。バイリンガルではない人に英語を聞かせると、脳の英語の部位は反応せず、日本語の部位が反応してしまうそうです。
このことは英語を全く勉強しないと英語を担当する脳の機能が全く開発されないということになります。言語の習得は若ければ若いほど言葉の習得に有利ですが、日常会話レベルなら成人でも十分に開発できます。今から「やり方」を工夫すれば効果的にあなたの英語力をアップできるのです。
また、脳は使えば使うほど神経回路が強固に形作られていきます。交通量が多きれば多いほど太くなっていく道路のように、脳の神経も情報が行きかえば行きかうほど太くなっていき情報が通りやすいようになるのです。この脳の仕組みを踏まえると、「英語を話せるようになりたい」のであれば「英語を話すこと」、「英語を聞くこと」に時間を割くことがポイントです。
脳科学を踏まえた英会話上達法
英会話を上達させるには「英語を話す」ための脳づくりをする必要があります。
英語を話すためには瞬間的に相手の話していることを理解し、瞬発的に話したいことを表現する能力が必要です。英会話力を身につけるためのポイントは英語学習時に「日本語を一切使わないこと」です。
英語を勉強している最中に日本語を使ってしまうと、本来鍛えたい脳の部位とは異なる部位を鍛えてしまうことになるので、効率的に英会話力を向上させることができません。胸の筋肉を鍛えたいのに背中の筋肉をどんなに使っても胸の筋肉量はアップしませんよね。脳みそも筋トレと一緒で英語力を司る脳みそを鍛える必要があります。
具体的には英単語を「日本語を使って覚える」や英語の文書を「日本語に翻訳する」などをしないことが重要です。英会話力を効果的かつ効率的に上げたいのであれば、英語だけを使って勉強するようにしましょう。
英会話学習で意識すること
脳科学を踏まえた具体的な勉強法と次のとおりです。
① 発音記号で英語を理解する
② ナチュラルスピードの英語を聞く
③ 英語を聞くときにテキストを見ない
① 発音記号で英語を理解する
英単語は発音記号やネイティブによる音声をつかって本来の音を理解するようにしましょう。
特にやってはいけないことは、英単語をカタカナや自分の理解で覚えることです。カタカナで英単語の音を覚えてしまうと日本語脳をつかってしまい英語脳は鍛えられません。
ウエルニッケ感覚性言語野の特性を踏まえ、英語は本来の英語の音で覚えるようにしましょう。
② ナチュラルスピードの英語を聞く
英語はナチュラルスピードで理解できるようにトレーニングしましょう。遅いスピードで英語を聞く練習をすると、遅い英語のスピードに特化した脳ができあがってしまいます。
英語を勉強するときのリスニングスピードは、ネイティブのナチュラルスピードにしましょう。これによってナチュラルスピードを聞きとれる脳ができあがります。
外国人とコミュニケーションを図るときには、ノーマルスピードで話してもらうようにお願いしましょう。ナチュラルスピードで話してもらうことで、単語間の音がつながるリンキング、音がなくなるリダクション、「t」の音が変わるフラッピングなどが聞き取れるようになります。
③ 英語を聞くときにテキストを見ない
英語を聞き取るときはテキストを見ないようにしましょう。テキストを見ながら英語を勉強すると文字を読みながら聞く能力に特化した神経回路ができあがってしまいます。英語のテキストは見ず英語を聞き取り、聞き取った後でテキストで確認するようにしましょう。
英語を聞く時は聞き流すのではなく、シャドウイングやレペティションを取り入れアクティブに聞き取るようにしましょう。シャドウイングは聞き取った英語を再現するトレーニング法ですが、声を出せない状況では心の中でシャドウイングをするようにしましょう。
レペティションは一度音声を聞き、音声を再現するトレーニング方法です。一度に覚えられる長さには限りがあるので5秒ずつくらいに区切ってレペティションのトレーニングをするようにしましょう。
脳科学に立脚したオススメの英会話について
脳科学を踏まえて英会話力を劇的にアップさせる方法は日本語を一切使わず、リスニングやスピーキングに特化した練習をすることです。リスニングの教材はYouTubeに溢れていますがスピーキングとなると相手が必要になります。スピーキングとしてオススメなのがドイツ発祥のオンライン英会話スクール「Lingoda(リンゴダ)」です。
リンゴダは先生が全員ネイティブで生の英語を聞くことができ、スピーキング、文法、リーディング、コミュニケーションの各分野を網羅的に学ぶことができます。もちろん授業中は日本語を全く使いません。授業の内容も初級者から上級者ごとにカリキュラムが組まれているため初級者でも安心して取り組むことができます。初歩的な単語も感覚的に教えてくれるので楽しく授業を受けられます。
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まとめ
脳の仕組みを理解すると効率的に英語を学習することできます。日本語を一切使わない学習法で今度こそ英語が話せるようになりましょう!
日本語を全く使わない脳科学に適したオンライン英会話「Lingoda(リンゴダ)」
参考文献
植村研一(1991) 脳科学から見た効果的多言語習得のコツ Japanese Journal Oof Cognitive Neuroscience